1枚の金属板を曲げてつくったかのような、ミニマルなソファ。 金属は硬く、そしてしなる──その素材の特性を愚直なまでに表現しました。 厚さ5mmのステンレス板は、腰掛けた人の体重に応じてしっかりとたわみます。 座面と背もたれがそれぞれ大きくしなることで、金属とは思えない柔らかな座り心地を生み出します。 名前の〈b〉は「bouncing(跳ねる)」の頭文字。 そして横から見ると、ソファ自体がアルファベットのbを描いています。 Design / DBYM 楠目晃大・LUKA YASUKAWA DESIGN 安川流加
〈b sofa〉と同じ素材、ステンレスを用いたテーブル。 名前の〈nb〉は “non-bouncing”──つまり「たわまない」という意味です。 たわむソファに対し、たわまないテーブル。 同じ素材を用いながらも、工学的な使い方──すなわち断面形状の設計によって、 まったく異なる機能を導き出しています。 厚さ4mmのステンレス板をアーチ状に成形することで高い剛性を確保。 中央に立っても変形しないほどの強度をもちながら、 「天板は必ずしも水平でなくてもいいのではないか」というテーマを内包しています。 ソファとテーブル、それぞれに求められる役割の違いに対して、 ひとつの素材が異なる応答を示す。 その関係性こそ、このシリーズの面白さです。 Design / DBYM 楠目晃大・LUKA YASUKAWA DESIGN 安川流加